ヒラメ -kamome.club-

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ヒラメ
海底のカメレオン。

Family:Paralichthyidae

お寿司屋さんでおなじみのヒラメ。見分け方は、左ヒラメに右カレイ。頭を下にして、左半分に目がある場合はヒラメ。

【大きさ】:70cm程度。
【エリア】:日本沿岸。

■釣り
ショアからのルアー釣りや、沖釣りの泳がせ釣りが代表的な釣り方。
アジ釣りで、たまに釣れたアジに食い付き釣れることも。


■料理
クセのない白身で、刺身、煮つけ、天ぷらなど、多くの料理に使われる。
個人的なおすすめは、フライ!

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Fishing

泳がせ釣りが一般的。ルアー釣りも人気あり。

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experiences

ヒラメに関する体験・報告。

【ヒラメ】外房大原 遠征、電車釣行! 2017/02

2017年の年初の釣りはなかなか釣果に恵まれません。

初釣りのフグ釣りはチビサイズ1匹、オニカサゴはボウズ、数を狙ったマアジ釣りも活性が超低く残念な釣果に・・。


なんとかこの悪い流れを断ち切りたい!

となると、新しい釣りに挑戦して気分一新するのがいいかも!?

ただ、東京湾の釣りものは結構やっているので、新しい釣りというのも・・・。


いろいろ考えた挙句、東京湾以外のところに遠征し、新しい釣りものにチャレンジすることに。

今回はおもいっきり、新しいことにチャレンジします!!

ただ、電車釣行なので、朝早い沖釣りが難しい・・。

午後釣りか、前泊か・・。

今回は新しい事にチャレンジが目的なので、こちらも初の前宿で考えます♪


こうなると、行ける範囲がむちゃくちゃ広がります。

相模湾、外房総、茨城、駿河湾、新幹線を使えば新潟の日本海、北陸、東北も・・・。


前泊の船宿をネットで検索していると、外房の船宿が前泊釣りで有名とのこと。


宿泊代も平均1,000~2,000円。
安いところだと500円くらいも。とても安い!

釣りものも、釣ったことのないヒラメがあります♪


ということで、外房沖釣りのメッカ、大原で寒ビラメに挑戦することにしました。


■釣りまでの準備


船宿ですが、検索しながら結構悩みましたが、大原の長栄丸さんに決めました。

遠征の荷物を極力少なくするため、今回は貸し竿もお願いしました。

ただ、今回のターゲットは寒ビラメ。

大きなヒラメが釣れてもいいように、大きめのクーラーが欲しいところ。

大きいものだと、80cmの大物もいるらしい。。


しかし、電車釣行でクーラーは一番の大荷物。

大容量で、保冷力があり、外寸はコンパクト、かつ値段がリーゾナブル・・・、

こんなクーラーがないかなと探していましたが、そんな都合のよいクーラーはありません。。(^^;)


そこで、重視するポイントを決めて、そのポイントをどれだけ満たしているかで決めることにしました。

重視するポイントは、①~④の優先度です。

①電車釣行なので、電車に座ったときに、足元におけるサイズ
②タチウオにも使いたいので、長めの物。
③中にケースがついているもの。(小道具をクーラーに入れられるのは、電車釣行ではポイントが高い!)
④キャスターがついていて、移動が楽。

先ずは、①のサイズですが、縦が35cm以下、横が60cm、高さ30cm以下を必須条件に。

そして、②ですが、最低でも横の内寸が45cm以上とします。

これで、候補のクーラーをかなり絞れます。

でもクーラーは重要なアイテム、どれにするかかなり悩みます・・。

結局、ダイワのライトトランクSU2000Rに決めました。

横の内寸は44.5cmと基準の45cmに届いていませんが、横の外寸は横53.9cmとなかなかのコンパクトさ。

縦が31cm、高さが29cmと、ここも電車釣行向きです。

うれしいことに、内部ケース、スノコもあります。

ただ、残念ながら、④のキャスターはなく、水抜きもありませんでした。

しかし、蓋が完全に取り外せるので、洗うのは楽そう。

買い物でこんなに悩んだのは久しぶりでした。。

これが買ったクーラーです。



■大原まで遠征


いよいよ明日は大原でヒラメ釣り。

到着があまり遅くならないよう、夕方、東京を出発します。


行き方ですが、東京駅から京葉線で蘇我駅まで行き、蘇我駅で外房線に乗り換え、大原駅で降ります。


東京駅から大原駅まで、特急で乗り換えなしで行くこともできますが、特急料金がもったいないので、普通電車で行きます。


ちなみに、普通電車だと東京駅から2時間程かかりますが、特急だと1時間10分で到着できます。


2時間の電車移動は長いですが、おかげで、釣り雑誌を読みながら、明日の釣りの予習をじっくりできます。(^^)

大原駅に到着しました!


駅から船宿までは、タクシーで行きます。


■船宿到着


長栄丸さんには、19時頃に到着しました。


長栄丸さんに着くと、玄関そばの釣り座のボードから空いている釣り座の札をとってください、とのことだったので、釣り座の札をとります。

そして、長栄丸さんにクーラーなどの大きな荷物を置き、近くの居酒屋で夕食タイムです。

明日の釣りを考え、ビールを飲みながらの夕食は幸せな時間ですね。(^^)


船宿に帰って、寝て、起きたら即、ヒラメ釣り!!

ビールとワクワクで幸せも増幅です。

でも飲みすぎは禁物!!

あくまで釣りに来てるので、ビールは控えめに・・。(^^;)


気分よく船宿に戻り、すぐに2階の素泊まりの部屋に行きます。

明日の5時に1階の受付に来てくださいと言われているので、それまでゆっくり寝れます。


部屋ですが、2人が泊まれる広さで、よほど混んでなければ相部屋はなさそうです。

そして、ふかふかの布団に、電気毛布まで!!

山小屋の相部屋のような素泊まりをイメージしていたので、快適さに感動です♪


朝は携帯の目覚ましで4時に起きました。おかげでぐっすり寝ることができました。


身支度をし、5時に1階の受付に行きます。

貸し竿をお願いし、素泊まり代を含め、料金を支払います。


さあ、いよいよ釣りです!

船宿から港まではすごく近いので、徒歩で港に向かいます。

港はまだ真っ暗です。(ボケボケの写真ですみません・・。)





■出航


さあ、いよいよ出航です!!!

ポイントは近いらしく、20分ほどで着く予定です。

今日は風がだんだん強くなる予報ですが、南西の風なので、大原ではそう影響は無いようです。

前日、居酒屋の主人に教えていただきました。

南西の風に弱い東京湾だと、今日は釣りにならないですね・・。

うーん、勉強になります。


あたりがだんだん明るくなってきました。そろそろポイントにつくかな?




■釣り場に到着


船の速度が下がり、釣り場付近にきたようです。


船長から、餌の生きたマイワシが配られます。


釣り場が決まったらしく、いよいよ寒ビラメ釣りスタートです!




■釣り開始。


船長さんから、「はじめてください。」とのアナウンス。

針の付け方はネットで予習済み。

うまくできるか・・・。

なんとかうまく付けることができました!


ヒラメの釣り方ですが、仕掛けを海に投入し(イワシ、オモリの順に投入します)、オモリが着底したら、フケを取り、オモリを1メートル持ち上げます。

あとは、ヒラメのあたりをじっくり待ちます。

ただ、水深は結構変わるので、マメな棚取りが釣果の良し悪しに直結するようです。

ヒラメがイワシに近づくと、イワシが逃げるため、ピクピク、というか、クークーというか、そんな動きが竿に伝わってきます。

ヒラメがイワシを咥えるとググっという感触がありますが、ここで合わせてはいけません。

その後、グー、グーっと引っ張られる感触がありますが、ここでもまだ待ちます。

そして、ググーンという強い引きが来たら、ここではじめて、竿を大きく持ち上げてあわせます。

「ヒラメ40」という、アタリがあってから40秒後にあわせるべし、という言葉があるように、ヒラメ釣りは駆け引きの時間が長いです。

ただ、この駆け引きが魅力!!という人もいるようです。




釣りのほうですが、最初の流しでは、残念ながら誰も釣れませんでした。


そんな簡単につれる魚でないので、次の流しに期待します。

次の場所に移動します。



次の場所では、船中初のヒラメがあがりました。


実際にヒラメを見ると、やる気がでます。


そして、自分の竿にもイワシが逃げるシグナルが!


すぐに、グン、グンという、イワシらしくない感触にかわります!

これってヒラメ!?

緊張します。(^^;)

ヒラメなら、次はグー、グーっと引っ張られるハズ!!

本当に来ました、グーグーという引き!!!

次に強い引きが来るはずなので、祈る気持ちでその引きを待ちます。

また来ました、ググーンと強く引込まれる感触!!!

ここで、竿を、大きく、力強く持ち上げます。

竿が大きくしなりました、ヒットです!!!


リールを一定の速さで巻きます。


ヒラメか、外道か・・・。


水面に見えてきたのは・・・、ヒラメです♪

やりました!!


小振りですが、無事、ヒラメを取り込み、初ヒラメ、ゲットしました。(^^)

ヒラメ釣り、ムチャクチャ楽しい~。


このドキドキ感はマゴチ釣りに似ていますね。


釣れたヒラメです。



1匹釣れると、気持ちに余裕が出ます。

気が早いですが、今晩のヒラメ料理を考えます。(笑)

刺身は必須として、あとは何を作るか・・。

天ぷら、フライ、ムニエル・・。


もしたくさん釣れたら、昆布締めかな?


と、1匹釣れて幸せモードに浸っていましたが、それから沈黙に。


イワシのピクピク、クー、クーという感触がたまに伝わってくるくらいで、ヒラメらしいあたりはありません。。

予報通り、風も強くなってきました。


今日はこの1匹かな?

まあ、1匹釣れればいい魚だから、これで良しとしよう!!


と、終了モードでしたが、久しぶりの感触が竿に伝わってきました。

そう、グー、グー、という力強いヒラメの感触です。

その後、グン、グン、と引込まれる引きにかわりました。

次に強く引込まれたら、あわせのタイミング。


来ました、強い引き!!!

あわせも成功、ヒットしました!


さっきのヒラメより力強い引きです。

水面に上がってきたのは、やはりヒラメでした♪

2匹目ゲット!


2匹目のヒラメです。







■釣り終了


11時くらいに船長さんから終了の合図。風が強すぎるので、早めに上がる判断をしたようです。


まあ、2匹釣れたので満足です。

今晩美味しいヒラメの刺身を食べたいので、エラにハサミを入れて、血抜きをします。


大原港には、15分くらいで到着しました。


結構近いところで釣っていたんですね。


船を下り、帰り支度をします。


これが今日の釣果です。



大原駅までは、船宿の方に車で送っていただきました。

ありとうございます!


電車の時間まで30分くらいあるので、駅近くの定食屋さんでランチを食べます。


大原駅から自宅までは、来た時と同じルートで電車で帰ります。

そして無事、自宅に到着。


遠征の寒ビラメ釣り、とても楽しかったです!!



■調理&食事


釣れたヒラメですが、刺身、フライ、アラの味噌汁の3品にすることにしました。

刺身は、一晩身を寝かしてから食べると美味しいと聞きましたが、今日食べたいので迷うことなく刺身を作ります。

ヒラメの刺身。


確かに、寝かすとモチモチ感とうまみが増すと思いますが、これはこれでかなり美味です♪

おきまりの縁側の刺身も美味しくいただきました。


フライは家族のリクエストで作ることにしました。


ヒラメって、フライにするとこんなに美味しかったんですね。
うれしい発見です。


今回の釣りですが、遠征した価値があった釣りだと思います。


そして今年の釣りの悪い流れを断ち切れたと思います。きっと♪



次回は、前回ボウズだったオニカサゴのリベンジかな?


その前に、電動リールを買わないと・・。(笑)



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