Family:Platycephalidae
砂泥底に生息。大きくなると、オスからメスに性転換する。
【大きさ】:約1mくらいまで成長
【エリア】:南日本
■名前の由来
骨が固いから「コツ(骨)」、神主が持っている「笏(こつ)」に似ているから、などの説が。
英語は、flathead。英語は、見た感じそのままですね。
【マゴチ】泳がせ釣り, 関東
生きたハゼやエビを使った泳がせ釣りや、ルアーなどで釣る。 マゴチは底のほうでじっとしているので、泳がせ釣りの場合、中オモリを海底から1mくらい上げて、エサがマゴチのすぐ上を泳ぐようにする。 マゴチは餌を食べるのが下手で、ヒットしたときのあわせが難しい。慣れた人でもバラすことも多々あり。 引きは強く、マゴチ釣りにはまる人も多い。
【youtube】マゴチの捌
夏フグと呼ばれるほど、フグに似た触感。 弾力があるので、刺身は薄作りが一般的。 天ぷらやから揚げも絶品で、アラを使った潮汁も外せない。フグに負けないくらいの高級魚。
【マゴチ】富津沖、初春マゴチ
マゴチに関する体験・報告。
生きたハゼやエビを使った泳がせ釣りや、ルアーなどで釣る。 マゴチは底のほうでじっとしているので、泳がせ釣りの場合、中オモリを海底から1mくらい上げて、エサがマゴチのすぐ上を泳ぐようにする。 マゴチは餌を食べるのが下手で、ヒットしたときのあわせが難しい。慣れた人でもバラすことも多々あり。 引きは強く、マゴチ釣りにはまる人も多い。
■3月~9月
夏フグと呼ばれるほど、フグに似た触感。 弾力があるので、刺身は薄作りが一般的。 天ぷらやから揚げも絶品で、アラを使った潮汁も外せない。フグに負けないくらいの高級魚。
マゴチに関する体験・報告。
冬も終わり、暖かくなってきたこのシーズン。いよいよマゴチシーズンのはじまり!
今回は、東京木場の吉野屋さんにお世話になります。
前日、電話で予約を入れました。
釣り方は、活きたサイマキ(クルマエビの子供)を使ったエサ釣りです。
昨年から始めたマゴチ釣り。これまで数回行っただけですが、マゴチにうまくあわせることができたときの感動にはまってしまいました。
外すことのほうがまだ多いですが・・。(^^;)
マゴチの旬は夏ということで、夏のマゴチ釣りを体験してきました。
今回は、羽田の「かみや」さんでマゴチ釣りの乗合船を予約しました。
■釣りまでの準備
これまで、サイマキというクルマエビの子供をつかった釣りしかやってきませんでしたが、水温が高くなりハゼ餌の可能性もあるので、ハゼ餌用の仕掛けを買いに上州屋に。
当日、釣りに持っていったものはこんな感じです。
①クーラー
今回はソフトタイプのクーラーを持って行いきました。
②上州屋で買った針とおもり
針は3袋(1袋2針)、おもりは1袋(2個)。
念のため、餌を食べるのが下手なマゴチ対策に、孫針のついた仕掛けも一つ買いました。
(結果、これが大正解!!!)
③ハサミ
釣り糸を切るだけなので、いつもの安物のハサミ。
④ペンチ
マゴチの口は固いので、針を抜くときに使います。マゴチ釣りでは必須かな。
⑤折りたたみの小さなナイフ
釣ったマゴチを美味しくいただけるよう、マゴチを締める用に準備。
⑤タオル2枚
釣ったマゴチを取り込む時に掴む用と、汗を拭く用の2枚。
⑥竿&リール。
最近、シマノの「ワールドシャウラツアーエディション」という竿を購入しました。
電車釣行が基本なので、コンパクトに運べることを重視しました。
一緒に買ったベイトリールにPEライン1号を巻き、1.5Mほどのショックリーダーを電車結びで付けました。
⑦船上での食事
セブンイレブンで、塩むすび1個と1ℓの水を購入。
⑧携帯用リセッシュ
電車釣行で気になるのは、生臭いにおいが出て周りの人に不快な思いをさせていないか。
気にしすぎかもしれませんが、”夏”ということもあり、携帯用リセッシュを持っていきました。
⑨日焼け止め
夏の釣りでは必需品。これがないと、数日間悲惨なことに。。
ということで、荷物は↓こんな感じです。駅のホームにて。
■釣り宿到着
予約のメールで、7時半出航と言われていたので、30分前の7時に船宿に到着。
お金を払い、札を渡され、数十メートル先の船着き場(多摩川)に移動。
船着き場でライフジャケットを借り、マゴチの船に行くと既にたくさんの人が待機中。船長に札を渡して乗船。空いている席へ。
多くの方が顔見知りのようだったので、常連さんの多い船宿なのかもしれないですね。
■出航
この日は大貫沖に向けて、出航しました。本日は餌のサイマキの仕入れが少ないため、ハゼ餌も併用するとのこと。
多摩川から出航するので、左手に羽田空港があり、間近で飛行機が発着しています。
航空ファンにはたまらないのでは?
第一海堡が見えてきたので、大貫沖までもう少し!
結局1時間くらいで大貫沖に到着しました。
■釣り開始
船長さんから、5匹の生きたサイマキが入ったバケツをもらい、仕掛けにエビをセット。
船長さんのOKの合図とともに釣りスタートです。
うーん、全然反応が無い・・。
イカやフグにちょっかい出されることもなく、2時間ほど経過。
自分だけでなく、周りも渋い感じ。
おっ、やっと、コツッ、コツッという感触が来ました。
グーッという引きにかわったタイミングで合わせようと待っていると、そのまま沈黙。。
これってマゴチだったのかな・・?。フグ??
どちらにせよ、あたりをものにすることができませんでした。
その後、イカの猛アタックを受け、サイマキを交換&追加。
サイマキは1匹100円で買えます。
そのうち、船内のサイマキが切れて、ハゼ餌釣りに突入。
ハゼ餌を使うのは初めてで、合わせるタイミングに自信がなかったので、孫針がついた仕掛けにハゼをつけ、釣り再開。
針はハゼの上唇に刺しています。ピントのぼけた写真ですみません。。
もうイカのアタックさえもなくなり、14時ということもあって、このままボウズだな~(苦笑)、と確信。
(釣りは14時半過ぎまで)
と、
おもったら、コツッ、コツッ、グー、グーというあたりが!!!
竿を大きくあわせると、乗りました!
やっと強烈な引きが!!
船長さんがタモをもって駆けつけ、しっかり取り込んでくれて、なんとか良型のマゴチを1匹目ゲットできました。
釣れたマゴチを見ると、なんと孫針に掛かっていました。
普通の仕掛けだったらばれていましたね。
あぶないあぶない・・。(^^;)
私だけでなく、ハゼ餌にかわってから、バラしてしまう人が多いように感じました。
ゲットしたマゴチは海水の入ったイレモノの中に。
14時45分に、船長さんから終了の合図。
後片付けした後、マゴチをナイフで締めて、氷の入ったクーラーに。
あとは帰るだけなので、羽田の船宿に一直線で高速走行。
羽田空港が見えてきました。もうすぐ到着ですね。
船着き場に到着&船を降り、ライフジャケットを返却。
石鹸で手を洗い、100円で買った氷をクーラーに入れ、本日のマゴチ釣りは終了です。
携帯リセッシュで臭い対策をし、天空橋駅へ。
電車の中は冷房で快適!(^^)
夏場でも電車釣行大丈夫ですね。
その晩、マゴチは刺身、唐揚げ、みそ汁と大変美味しくいただきました。
捌く前のマゴチ。
マゴチの釣り方はこちら
マゴチ釣りというと、上級者向けの釣りというイメージがありますが、本当にそうなのか、マゴチ釣り初心者の私が体験してきました。
釣りは、東京木場の吉野屋さん。前日に電話で予約しました。(貸し竿も一緒にお願いしました。)
「初心者でも大丈夫ですか?」と聞いてみたところ、簡単な釣りではないが大丈夫とのこと。ここは超初心者でも優しく教えてくれます。
■釣りまでの準備
ネットでマゴチ釣りを調べると、youtubeやブログなどで親切な解説がありました。
明日は、サイマキというクルマエビの子供をつかった釣りなので、ネットで調べたマゴチ釣りの仕掛けを買いに上州屋に。
マゴチ釣りの仕掛け(針とおもり)
結局、吉野屋さんの受付付近で、針もおもりも売っていましたが・・・。
当日、ネット情報を参考に、釣りに持っていったものはこんな感じです。
①クーラー
今回はソフトタイプのクーラーを持って行ったので、行きは折りたたんでリュックに入れていきました。
②上州屋で買った針とおもり
針は3袋(1袋2針)、おもりは1袋(2個)
③ハサミ
釣り糸を切るだけなので、安物のハサミを準備。
④ペンチ
マゴチの口は固いので、針を抜くときに使います。確かに、マゴチを釣ってみて必須と思いました。
⑤折りたたみの小さなナイフ
釣ったマゴチを美味しくいただけるよう、マゴチを締める用に準備。
⑤タオル2枚
釣ったマゴチを取り込む時に掴む用と、汗を拭く用の2枚。
⑥船上での食事
セブンイレブンで、塩むすび1個とペットボトルのお茶を購入。
ということで、↓こんな感じで、リュックに余裕でおさまりました。
(参考)マゴチの泳がせ釣りはこんな釣りです。
⇒マゴチ泳がせ釣りの仕掛け・釣り方
■釣り宿到着
予約の電話で、7時出航のため、6時半まで来てくださいと言われていたので、遅れないよう少し早めに家を出て、6時過ぎには到着。それでも結構人がいました。
船釣りというと男の世界というイメージでしたが、女性も意外に多かったです。山ガールのように、釣りガールブームもきているのでしょうか?
受付で、貸し竿を含めた料金を払い、貸しライフジャケット(無料)を来てマゴチ船へ。
その前に、お店の人に貸竿について聞くと、これを使ってくださいと貸竿を選んで渡してくれました。
そしてクーラーに氷を入れてもらい、いよいよ乗船ですが、既に6~7人の釣り人が乗っていました。船の先頭、後方は人気があるのか埋まっていたので、船の中くらいの位置にポジショニング。
■出航
この日は大貫沖に向けて、出航しました。今年はなぜかマゴチが例年に無い程よく釣れているそうです。
木場から出航するので、都心の真ん中を船で進んでいきます。これはこれで、ファミリー向けやデートなんかの観光でニーズがありそうです。
途中、船長さんが築地市場によって、餌の生きたサイマキを船にのせます。
それから、高速で目的地まで一直線に行きます。現場に着くまで50分ほどかかるので、船内の待合室へ。
高速走行中は、海水をかぶるので波のない日でも船上にいるのはお勧めできません。
ちなみにトイレですが、船の真ん中くらいに男性用、後方に男女兼用の個室の小さな洋式トイレがあります。これで女性も安心して楽しめますね。
■釣り場に到着
船長さんからバケツを配られ、席下の海水がでるホースのところに設置。水がたまったところで、5匹の生きたサイマキをバケツに入れてもらいました。
まず仕掛けですが、おもりに針糸をつけるという至ってシンプルなものだったので悩む必要はありませんでした。
次に餌のサイマキをつけるのですが、ここはコツが要ります。私の場合、前日にネットで調べていた通りにやったところスムーズにできましたが、中には船長さんに聞いている人もいました。
優しく教えてくれるので、ぜひ聞いてみてください。
簡単に言うと、
①まずエビの角を1/3程度残して、ポキっと折ってとります。
②エビを裏返し、エビの口から針を入れて、頭後方のほうからちょっと針を出すくらいに刺します。針の返し(針のカギのようなところ)は出しません。
③この段階でエビが生きていたら成功です。近くに黒い脳があるので、そこを刺すと絶命するそうです。
マゴチは死んだ餌は”絶対”に食べないそうです。
■釣り開始
船長さんから、船の底から1mと言われたので、おもりが海底に着いてから、1m程糸を巻きます。
第1投目、いきなり、コツッ、コツッという感触がありました。前日のネット調査によると、"7秒待って一気にガツンと全力で引き上げる"、とあったので、7秒数えて全力で引き上げました!
マゴチがかかると、引き上げた時に強烈な引きがあるそうですが、軽ーい引き。
初回は残念ながら、あわせ失敗でした。。
糸を巻くと、頭だけのエビが・・。
マゴチは最初にエビの胴体を食べ、そのあと頭を食べるそうなので、その時に一気に竿を引き上げ、マゴチの堅い口に針を差し込みます。
ただ待ちすぎると、餌だけ食べてマゴチはいなくなってしまいます。
待っているだけではマゴチは釣れません。ここがマゴチ釣りの奥の深さになります。
それから、何度かコツッ、コツッという感触があり、一気に引き上げましたが、マゴチに全敗。。
おかげて、この日は追加のサイマキを10匹購入。(船長さんから、1匹100円で買えます。)
このままボウズでは(汗)、とのわるーい予感が頭の中をよぎった正午直前、やっと強烈な引きが!!
船長さんがタモをもって駆けつけ、しっかり取り込んでくれて、無事1匹目ゲットできました。
ゲットしたマゴチは海水の入ったバケツの中に。
その後も、合わせ失敗を繰り返しましたが、終了30分前にもう一匹追加できました。
隣の方は4~5匹釣られていましたので、合わせのタイミングについて聞いたところ、”正直わからないから勘です(笑)”とのことでした。
それにしても、二匹釣れてホッとしました。。
14時45分に、船長さんから終了の合図。
後片付けした後、バケツからコチを取り出し、ナイフで締めて、氷の入ったクーラーに。
木場まではまた高速走行なので、待合室でゆっくり休憩。
途中、東京ゲートブリッジの下を通り、ようやく船宿に到着。ちなみに、東京ゲートブリッジの内側を「東京港」と呼ぶそうです。
船を下り、ライフジャケットと貸竿を返却し、クーラーに氷を入れてもらい、本日のマゴチ釣りは終了です。
家に帰ってから、マゴチをさばきましたが、固い背びれ、腹びれを切り取るハサミは必須です。
あと、三枚におろした後の骨抜きに大苦戦。小さな毛抜きを用意していたのですが、固くて全然抜けません。
結局ペンチで抜くことに。
ただ、大苦戦が報われたと思えるくらい、マゴチのフライ、味噌汁は美味しかったです。夏フグと呼ばれるのも納得です。
結論としては、マゴチ釣りは奥の深い釣ですが、初心者でも十分楽しめます。
ただ、向こうから勝手にかかってくれるアジ・カサゴのような釣りよりは、ボウズ確率はちょっと高いかもしれません。
実際、当日釣れなかった方もいたようです。
もっとも、誰もが最初は初心者なので、積極的にチャレンジしてみてもいいのではと思います。
奥が深い分、今後長く楽しめる釣と言えます。実際、とても楽しかったです。
マゴチの釣り方はこちら
4月に入り、桜も満開になってきました。
まさに春本番です!
そして桜もいいですが、釣りものでも春を感じることができます。
私の中で、いちばん春を感じる釣りものはマゴチ釣りです。
東京湾のマゴチ釣りは、照りゴチと呼ばれ夏の釣りものように言われますが、この時期のマゴチ釣りが一番好きです。
暑くなると、餌の活エビの動きも悪くなりますが、この時期のエビは長時間ピンピンしていますw
そして、私の経験上ですが、数が期待できるのもこの時期です。
ということで、次回はマゴチ釣りにしたいと思います。
釣り方は、生きたサイマキ(クルマエビ)を釣り針に付け、泳がせて釣る、”泳がせ釣り”です。
船宿は、木場の吉野屋さんにお世話になることにします。
吉野屋さんに電話し、予約も無事とれました!
GWに入り、いよいよ釣りシーズン本格化。
GW中に絶対何か釣りに行きたい!!
ワクワクしながら考えた選択肢は、こんな感じです。
①若洲の公園でピクニックを兼ねてサビキ釣り
②夕まずめのアジ釣り
③まだやったことのない、湾フグ釣り
④好きなマゴチ釣り
①の若洲ですが、最近シコイワシ(カタクチイワシ)がサビキでたくさん釣れるらしいです。
また、船釣りと違い、家族でピクニック気分でビール片手に釣りが楽しめます♪
ただ、ネットを見ると、GWはかなり混むらしい。。。
家族も乗り気でないので、①は却下に・・。
あとネットを見ると、最近若洲でギンポがよく釣れるそうなので、そのうち挑戦してきます!!
②夕まずめのアジ釣りは、行くとしたら子供と一緒に、と思いましたが、子供に聞いたところ気が乗らない様子。
これも却下に。
③東京湾名物の湾フグ釣りですが、これからはショウサイフグのシーズンのようです。
東京湾のショウサイフグはかなり美味しいことで有名らしく、
以前、ある船宿のベテラン船長さんから
”東京湾のショウサイは絶品だよ、値段の安い房総のと一緒にしちゃいけないよ~!”
と力説されたことも。
釣ったフグは船宿で捌いてもらえるし、普段なかなか食べられない、てっさ、てっちりをお腹いっぱい食べれる
のも魅力。
(注:ショウサイフグは身にも微毒があるので、キロ単位で食べるとよくないかも・・。)
ただ、妻に聞いたところ、以下の理由で却下されました。
・釣ったその日に食べられないのはちょっと・・。
(フグの身は、冷蔵庫で2日ほど寝かすと、美味しく頂けるそうです。)
・わざわざ、危険があるかもしれないものを子供に食べさせたくない。
ということで、残りは④のマゴチ釣りのみ。
今回も東京木場の吉野屋さんで電話で予約しました。
釣り方は、活きたサイマキ(クルマエビの子供)を使ったエサ釣りです。