マサバ
昔は大衆魚。今は高級魚。
★所属:サバ科
代表的な南北回遊魚。日本の食卓に無くてはならない魚。
【大きさ】:50cmくらいに成長。
【エリア】:日本沿岸。
■代表的な回遊魚
サバは季節によって広範囲なエリアを群れで回遊する魚で、太平洋の代表的な回遊群では、関東から北海道までのエリアを回遊している。
また、回遊せずに湾などに定着したサバのことを瀬付のサバと呼び、脂がとてものっていることからブランドサバになっているものもある。
釣り
サビキや、ビシ釣りなどで狙う。ヒットすると、サバの横走りといって広い範囲を強い引きで泳ぐので、隣の人の仕掛けとおまつりしないようご注意を。
サバは傷みがはやいので、サバ折りなどで釣ったらすぐに締めるのがおススメ。
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6月~11月
料理
焼きサバやサバの味噌煮でお馴染みの魚。
釣り上げてから痛むのが早いので、寿司や刺身で食べるときはシメサバにして食べるのが一般的。
ただ、釣って直ぐにしめたサバは生の刺身で食べることができ、生の刺身は釣り人の特権と言われる。
また、関サバなど、一部のブランドサバも生の刺身でも食べることができる。
マサバはゴマサバに比べて脂がのっていると言われるが、季節にもよる。
南北回遊(太平洋系群)
関東から三陸沿岸に分布する南北回遊群
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1月~5月
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6月~11月
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7月~10月
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5月~6月
南北回遊(日本海北部系群)
日本海北部から北海道南部にかけた南北回遊群
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7月~10月
南北回遊(対馬暖流系群)
東シナ海北部~日本海に分布し、冬場に東シナ海の最北端にあたる済州島沖漁場のものは脂ののった「寒サバ」として有名