【ヒラメ】外房大原 遠征、電車釣行! 2017/02
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2017年の年初の釣りはなかなか釣果に恵まれません。
初釣りのフグ釣りはチビサイズ1匹、オニカサゴはボウズ、数を狙ったマアジ釣りも活性が超低く残念な釣果に・・。
なんとかこの悪い流れを断ち切りたい!
となると、新しい釣りに挑戦して気分一新するのがいいかも!?
ただ、東京湾の釣りものは結構やっているので、新しい釣りというのも・・・。
いろいろ考えた挙句、東京湾以外のところに遠征し、新しい釣りものにチャレンジすることに。
今回はおもいっきり、新しいことにチャレンジします!!
ただ、電車釣行なので、朝早い沖釣りが難しい・・。
午後釣りか、前泊か・・。
今回は新しい事にチャレンジが目的なので、こちらも初の前宿で考えます♪
こうなると、行ける範囲がむちゃくちゃ広がります。
相模湾、外房総、茨城、駿河湾、新幹線を使えば新潟の日本海、北陸、東北も・・・。
前泊の船宿をネットで検索していると、外房の船宿が前泊釣りで有名とのこと。
宿泊代も平均1,000~2,000円。
安いところだと500円くらいも。とても安い!
釣りものも、釣ったことのないヒラメがあります♪
ということで、外房沖釣りのメッカ、大原で寒ビラメに挑戦することにしました。
■釣りまでの準備
船宿ですが、検索しながら結構悩みましたが、大原の長栄丸さんに決めました。
遠征の荷物を極力少なくするため、今回は貸し竿もお願いしました。
ただ、今回のターゲットは寒ビラメ。
大きなヒラメが釣れてもいいように、大きめのクーラーが欲しいところ。
大きいものだと、80cmの大物もいるらしい。。
しかし、電車釣行でクーラーは一番の大荷物。
大容量で、保冷力があり、外寸はコンパクト、かつ値段がリーゾナブル・・・、
こんなクーラーがないかなと探していましたが、そんな都合のよいクーラーはありません。。(^^;)
そこで、重視するポイントを決めて、そのポイントをどれだけ満たしているかで決めることにしました。
重視するポイントは、①~④の優先度です。
①電車釣行なので、電車に座ったときに、足元におけるサイズ
②タチウオにも使いたいので、長めの物。
③中にケースがついているもの。(小道具をクーラーに入れられるのは、電車釣行ではポイントが高い!)
④キャスターがついていて、移動が楽。
先ずは、①のサイズですが、縦が35cm以下、横が60cm、高さ30cm以下を必須条件に。
そして、②ですが、最低でも横の内寸が45cm以上とします。
これで、候補のクーラーをかなり絞れます。
でもクーラーは重要なアイテム、どれにするかかなり悩みます・・。
結局、ダイワのライトトランクSU2000Rに決めました。
横の内寸は44.5cmと基準の45cmに届いていませんが、横の外寸は横53.9cmとなかなかのコンパクトさ。
縦が31cm、高さが29cmと、ここも電車釣行向きです。
うれしいことに、内部ケース、スノコもあります。
ただ、残念ながら、④のキャスターはなく、水抜きもありませんでした。
しかし、蓋が完全に取り外せるので、洗うのは楽そう。
買い物でこんなに悩んだのは久しぶりでした。。
これが買ったクーラーです。
■大原まで遠征
いよいよ明日は大原でヒラメ釣り。
到着があまり遅くならないよう、夕方、東京を出発します。
行き方ですが、東京駅から京葉線で蘇我駅まで行き、蘇我駅で外房線に乗り換え、大原駅で降ります。
東京駅から大原駅まで、特急で乗り換えなしで行くこともできますが、特急料金がもったいないので、普通電車で行きます。
ちなみに、普通電車だと東京駅から2時間程かかりますが、特急だと1時間10分で到着できます。
2時間の電車移動は長いですが、おかげで、釣り雑誌を読みながら、明日の釣りの予習をじっくりできます。(^^)
大原駅に到着しました!
駅から船宿までは、タクシーで行きます。
■船宿到着
長栄丸さんには、19時頃に到着しました。
長栄丸さんに着くと、玄関そばの釣り座のボードから空いている釣り座の札をとってください、とのことだったので、釣り座の札をとります。
そして、長栄丸さんにクーラーなどの大きな荷物を置き、近くの居酒屋で夕食タイムです。
明日の釣りを考え、ビールを飲みながらの夕食は幸せな時間ですね。(^^)
船宿に帰って、寝て、起きたら即、ヒラメ釣り!!
ビールとワクワクで幸せも増幅です。
でも飲みすぎは禁物!!
あくまで釣りに来てるので、ビールは控えめに・・。(^^;)
気分よく船宿に戻り、すぐに2階の素泊まりの部屋に行きます。
明日の5時に1階の受付に来てくださいと言われているので、それまでゆっくり寝れます。
部屋ですが、2人が泊まれる広さで、よほど混んでなければ相部屋はなさそうです。
そして、ふかふかの布団に、電気毛布まで!!
山小屋の相部屋のような素泊まりをイメージしていたので、快適さに感動です♪
朝は携帯の目覚ましで4時に起きました。おかげでぐっすり寝ることができました。
身支度をし、5時に1階の受付に行きます。
貸し竿をお願いし、素泊まり代を含め、料金を支払います。
さあ、いよいよ釣りです!
船宿から港まではすごく近いので、徒歩で港に向かいます。
港はまだ真っ暗です。(ボケボケの写真ですみません・・。)
■出航
さあ、いよいよ出航です!!!
ポイントは近いらしく、20分ほどで着く予定です。
今日は風がだんだん強くなる予報ですが、南西の風なので、大原ではそう影響は無いようです。
前日、居酒屋の主人に教えていただきました。
南西の風に弱い東京湾だと、今日は釣りにならないですね・・。
うーん、勉強になります。
あたりがだんだん明るくなってきました。そろそろポイントにつくかな?
■釣り場に到着
船の速度が下がり、釣り場付近にきたようです。
船長から、餌の生きたマイワシが配られます。
釣り場が決まったらしく、いよいよ寒ビラメ釣りスタートです!
■釣り開始。
船長さんから、「はじめてください。」とのアナウンス。
針の付け方はネットで予習済み。
うまくできるか・・・。
なんとかうまく付けることができました!
ヒラメの釣り方ですが、仕掛けを海に投入し(イワシ、オモリの順に投入します)、オモリが着底したら、フケを取り、オモリを1メートル持ち上げます。
あとは、ヒラメのあたりをじっくり待ちます。
ただ、水深は結構変わるので、マメな棚取りが釣果の良し悪しに直結するようです。
ヒラメがイワシに近づくと、イワシが逃げるため、ピクピク、というか、クークーというか、そんな動きが竿に伝わってきます。
ヒラメがイワシを咥えるとググっという感触がありますが、ここで合わせてはいけません。
その後、グー、グーっと引っ張られる感触がありますが、ここでもまだ待ちます。
そして、ググーンという強い引きが来たら、ここではじめて、竿を大きく持ち上げてあわせます。
「ヒラメ40」という、アタリがあってから40秒後にあわせるべし、という言葉があるように、ヒラメ釣りは駆け引きの時間が長いです。
ただ、この駆け引きが魅力!!という人もいるようです。
釣りのほうですが、最初の流しでは、残念ながら誰も釣れませんでした。
そんな簡単につれる魚でないので、次の流しに期待します。
次の場所に移動します。
次の場所では、船中初のヒラメがあがりました。
実際にヒラメを見ると、やる気がでます。
そして、自分の竿にもイワシが逃げるシグナルが!
すぐに、グン、グンという、イワシらしくない感触にかわります!
これってヒラメ!?
緊張します。(^^;)
ヒラメなら、次はグー、グーっと引っ張られるハズ!!
本当に来ました、グーグーという引き!!!
次に強い引きが来るはずなので、祈る気持ちでその引きを待ちます。
また来ました、ググーンと強く引込まれる感触!!!
ここで、竿を、大きく、力強く持ち上げます。
竿が大きくしなりました、ヒットです!!!
リールを一定の速さで巻きます。
ヒラメか、外道か・・・。
水面に見えてきたのは・・・、ヒラメです♪
やりました!!
小振りですが、無事、ヒラメを取り込み、初ヒラメ、ゲットしました。(^^)
ヒラメ釣り、ムチャクチャ楽しい~。
このドキドキ感はマゴチ釣りに似ていますね。
釣れたヒラメです。
1匹釣れると、気持ちに余裕が出ます。
気が早いですが、今晩のヒラメ料理を考えます。(笑)
刺身は必須として、あとは何を作るか・・。
天ぷら、フライ、ムニエル・・。
もしたくさん釣れたら、昆布締めかな?
と、1匹釣れて幸せモードに浸っていましたが、それから沈黙に。
イワシのピクピク、クー、クーという感触がたまに伝わってくるくらいで、ヒラメらしいあたりはありません。。
予報通り、風も強くなってきました。
今日はこの1匹かな?
まあ、1匹釣れればいい魚だから、これで良しとしよう!!
と、終了モードでしたが、久しぶりの感触が竿に伝わってきました。
そう、グー、グー、という力強いヒラメの感触です。
その後、グン、グン、と引込まれる引きにかわりました。
次に強く引込まれたら、あわせのタイミング。
来ました、強い引き!!!
あわせも成功、ヒットしました!
さっきのヒラメより力強い引きです。
水面に上がってきたのは、やはりヒラメでした♪
2匹目ゲット!
2匹目のヒラメです。
■釣り終了
11時くらいに船長さんから終了の合図。風が強すぎるので、早めに上がる判断をしたようです。
まあ、2匹釣れたので満足です。
今晩美味しいヒラメの刺身を食べたいので、エラにハサミを入れて、血抜きをします。
大原港には、15分くらいで到着しました。
結構近いところで釣っていたんですね。
船を下り、帰り支度をします。
これが今日の釣果です。
大原駅までは、船宿の方に車で送っていただきました。
ありとうございます!
電車の時間まで30分くらいあるので、駅近くの定食屋さんでランチを食べます。
大原駅から自宅までは、来た時と同じルートで電車で帰ります。
そして無事、自宅に到着。
遠征の寒ビラメ釣り、とても楽しかったです!!
■調理&食事
釣れたヒラメですが、刺身、フライ、アラの味噌汁の3品にすることにしました。
刺身は、一晩身を寝かしてから食べると美味しいと聞きましたが、今日食べたいので迷うことなく刺身を作ります。
ヒラメの刺身。
確かに、寝かすとモチモチ感とうまみが増すと思いますが、これはこれでかなり美味です♪
おきまりの縁側の刺身も美味しくいただきました。
フライは家族のリクエストで作ることにしました。
ヒラメって、フライにするとこんなに美味しかったんですね。
うれしい発見です。
今回の釣りですが、遠征した価値があった釣りだと思います。
そして今年の釣りの悪い流れを断ち切れたと思います。きっと♪
次回は、前回ボウズだったオニカサゴのリベンジかな?
その前に、電動リールを買わないと・・。(笑)