【トラフグ】久里浜沖 今年は好調?? 2020/03
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この時期の東京湾のフグ釣りといえば、超高級魚の代名詞、トラフグを狙う釣りです。
ここ4年くらいで専門に狙う乗合船も増えトラフグ釣りが定着してきました。
ただ、ショウサイフグやアカメフグのように数は期待できず、かつボウズ覚悟の釣りで、私も何度かボウズを経験しました。。
昨年は何匹か釣ることができましたが、大きなトラフグはまだ釣ったことはありません。。
今年は大きなトラフグ(できれば白子入り)を是非ゲットしてみたいものです。
トラフグの釣り方ですが、底を取らずにひたすら中層を探る釣り方で、一定範囲の棚を探るタチウオの餌釣りに似ています。
トラフグ釣りでは水面から大体20メートル~60メートルの間を探ります。
私の経験では、だいたい25メートル~45メートルくらいの層で釣れます。
今年も早速トラフグ釣りに出かけたいと思いますが、昨年トラフグを釣らせてくれた浦安の吉久さんにお世話になることにします。
吉久さんのトラフグ釣りは事前予約制なので、電話で予約を入れます。
無事予約できました。次回は大虎目指して頑張ります!!!
■釣りまでの準備
トラフグ釣りの仕掛けですが、25号のオモリをつかう外房のカットウ仕掛けが基本です。
今回使う仕掛けは、浅草釣具店で買ったトラフグ専用仕掛けです。
ここの仕掛けは、カットウ針が2つ付いていて、引っ掛け針までのラインはワイヤーになっています。
カットウ針が2つなので餌のエビを2つ付けられ、餌取り名人のフグとやり取りできる回数が増えヒットする確率がUPします。
そして、ワイヤーを使っているので、大きなトラフグの強力な引きや歯にも負けません!
リールは、PE2号が200m巻かれているフォースマスター400DHで挑みます。
電動リールは必須ではありませんが、タチウオやアオリイカ同様、水深が正確にわかることが重要な釣りなので、メーター表示があると便利かもしれません。
■船宿到着
船宿には、6時前に到着。
受付を済ませ、船に向かいます。
今日の仕掛けです。
アピール用に、タイラバのスカート・ネクタイを用意しました。
オモリはトラフグにアピールできるものにしたかったので、華やかなタイラバのオモリを使います。
ちなみに、このオモリは秋丸美帆さん監修のオモリだそうです。
あと上の写真にはありませんが、このあとタイラバの針も付けました。
そして、船長さんからのトラフグ釣りのレクチャーが始まりました。
やはり指示された中層を探る釣り方でした。
船長さんからは、トラフグが釣れたらその水深を教えてほしいと言われました。
フグは大体同じ水深にいるので、その水深を船中で共有するそうです。
■出航
さあ、いよいよ出航です。
トラフグのポイントは久里浜沖です。
ポイントまで、約1時間半以上かかります。
■釣り場に到着
久里浜沖に到着しました。
既に何隻かフグ釣り船がきていました。
カットウ仕掛けに餌をつけ、電動リールのケーブルを電源につけ準備OKです。
■釣り開始。
船長さんから、「20メートルから50メートルを探ってください。昨日は30メートルくらいで釣れました。」とのアナウンス。
指示のあった範囲を探ります。
私の釣り方ですが、先ずフォールするときは、サミングでスピードを抑えながら指示のあった範囲をゆっくり落とします。
フグが釣れるとふっと仕掛けの重さを感じなくなるので、2秒程待ってから50cmくらい竿をスッと持ち上げます。
ここでフグが掛からなくても、フグは餌に執着するので、同じ場所でフグがまた食べにくるのを待ちます。
仕掛けを引き上げながら探るときは、竿を水平にした状態から1メートルくらいスッと竿を持ち上げ、5秒待ってから水中の仕掛けの位置が変わらないように糸を
巻きながら竿を水平に戻します。
そこでまた5秒待ち、アタリがなければまた1メートルくらいスッと竿を持ち上げ同じ動作を繰り返します。
あと、電動リールの低速で巻き上げてもOKです。
ヒットしたら、竿を50cmくらい軽く&素早くあげてあわせます。
早速私の竿に、コツッコツッというアタリがりました!
幸先が良いです♪
スッと竿を持ち上げましたが、重さは感じません・・。
ゆっくり仕掛けを元の場所に下ろして、またフグが食らいつくのを待ちます。
またコツコツッというアタリがありました。
スッと竿を上げると、竿がしなります♪
ヒットです!!
バラさないよう、手巻きで丁寧にリールを巻きます。
そして、水面にみえてきたのは・・・
本命トラフグです!!
大きくはないですが、最初の流しで船中初のトラフグをゲットできました♪
釣れたトラフグ
フグはカットウ針には掛かっておらず、タイラバの針がフグの口に掛かっていました。
大物だったら噛み切られていたかもしれませんが、タイラバの針をつけておいて良かったです。
その後、サバフグが混じりながら船中ポツポツと釣れますが、大虎は上がってきません。
私も1匹追加しましたが、これもタイラバの針に掛かっていました。
タイラバの針がちょうどエビの身のところにあるので、フグが飲み込んだようです。
タイラバの針、いいかも!!
2匹ゲット!
終了直前にも、また1匹追加で~す♪
3匹ゲット!
■釣り終了
船長さんから終了の合図。
今日のトラフグの釣果は3匹でした。ボウズの人もそれなりにいた中、満足いく釣果でした~!
秋丸さんのオモリが良かったのかな??
今日の釣果。
船宿に到着し、トラフグを捌いてもらいもらいます。
捌く前のトラフグ
トラフグは、ショウサイやアカメと違いヒレに毒が無いのでヒレ酒も楽しみです♪
捌いてもらったフグを持って、東西線浦安駅に向かいます。
そして、無事家に到着し今日の釣り終了です。
■調理&食事
家に帰ると、妻から驚きの言葉が・・・。
トラフグ釣れないかもと思ったから今夜は焼肉屋を予約したとのことです。
全く期待されていなかったようですw
仕方ないので、今日釣ったトラフグは数日冷蔵庫で寝かせます。
まあ、折角のトラフグ、熟成させるのもいいですね。
ということで、今夜は焼肉になりました~。うまかったです♪
4日後、熟成させたフグで刺身と唐揚げを作りました。
刺身
唐揚げ
トラフグなので当たり前ですが、感動的な旨さでした~。
ヒレ酒は後日堪能します!