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【マダコ】アクアライン周辺の東京湾冬マダコ 2016/12

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今年の夏に初めて挑戦したマダコ釣り。マダコとキスのリレー船でしたが、その時は残念なボウズ。。(^^;)

その時のリベンジということで、東京湾のブランド、冬マダコ釣りに行くことにしました。

この東京湾の冬マダコですが、本場明石のマダコより卸値が高いことがあるようで、超高級食材として知られています。


ただ、夏と違って数は期待できず、ボウズも普通にあるそうです。


ということで、マダコを1匹釣り上げる!!


これを目標にします。(笑)


できれば、3匹くらい釣りたいな・・。


船宿ですが、マダコが得意な船宿をネットで探していると、Youtubeに、浦安吉野屋の船長さんの釣りレクチャー動画を発見。

マダコだけを専門にしている船長さんらしく、今回はこの船長さんに賭けて、浦安の吉野屋さんに行くことにしました。

浦安の吉野屋さんですが、フグやイカで満足の釣りをさせてくれる、吉久さんの隣の船宿です。

これまで浦安は、吉久さん一択でしたが、今回は初めて吉野屋さんにお世話になります!!




■釣りまでの準備



マダコの仕掛けを買いに、いつもの上州屋に行きます。

上州屋で購入したのは、マダコのテンヤ仕掛けと、釣れたマダコを入れるネット。


マダコですが、釣り竿もリールも必要ない、直接糸を手で手繰る、東京湾では珍しい手釣りの釣りになります。


そのため、指に負担とならないよう、ダイソーで指パッキンも購入しました。






■船宿到着


出船は7時予定ですが、今回は初めての船宿なので、ちょっと早めの6時に到着。

最寄り駅は、吉久さんと同じ浦安駅です。


先ずは、吉久さん同様、各釣りもの別のボードに付いている、釣り座の席番号のペットボトルの蓋を取ります。

タコは左舷から席を取ってくださいとありますので、左舷の番号を取ります。

左舷からということは、左舷横流しをするのかな?

ということであれば、あまり釣り座で優位・不利はないですね。


その後、受付でお金を払います。

受付ですが、多くの人でごった返していました。

今日は仕立て船も出るらしく、とても賑やかです。


そして、ライフジャケットを受け取っていよいよ乗船です。


船長さんが登場し、餌のイシガニを貰いました。
(Youtubeで見た船長さんです!)

ネット動画のように、イシガニをテンヤにつけます。

冬の早朝に、凍ったイシガニを素手でテンヤにつけるのは、結構辛い作業です。(^^;)

そうはいっても、マダコを釣るため!!

なんとかテンヤにマダコを付けることができました。うまくいったと思います!!



今日は晴れ予報。まだ暗いですが、月もきれいです!




■出航


この日は、どこに行くのかな?

釣りスポットとしては、木更津、横浜港、うみほたる周辺があるようですが・・。

まあ1時間くらいかかると思うので、船室で待つことに。


早朝だからか、結構寒い。。

冬なので当然と言えば当然ですが。。(^^;)


■釣り場に到着


思ったより早く釣り場に到着したようです。


まわりを見ると海ほたるが見えます。う、眩しい・・。



いよいよ冬のマダコ釣り開始です!


釣り方ですが、先ず、カニのついたテンヤを底に落とします。

底についたら、テンヤを底ギリギリで浮かせて、その宙に浮いた状態でひたすら小突きます。

その小突きで、カニが動いているように見せてアピールします。

あまり良い表現が思い浮かばないのですが、昔のアニメ、ドクタースランプのあられちゃんが、”ツン、ツン”と、うんちを突いているような感じの動かし方です。


また、この場所は根があり、テンヤが引っかかるとロストするので、小突いて何かにあたったら、スッと少し上にあげます。

ただ、テンヤが底から高い位置にあると、タコが飛びつけないので、定期的にテンヤを底に落として、また底ギリギリを小突いて攻めます。

そして、マダコがかかると、じわーっと重さを感じます。重さを感じても、すぐにあわせずに小突き続けます。

タコがテンヤの上に乗るので、小突いてもテンヤは動きませんが、カニの動きをアピールします。


重さを感じてから10秒後に、一気に&シャープにあわせます。

船長は、糸を持った手で、誰かをアッパーで殴る感じだと、怖いことを言われていました。(笑)

でもわかりやすい!!

あわせてタコが乗ると重くなるので、糸をひたすら手で手繰ります。

テンヤには返しがないので、休まず手繰ります。


そして、水面にタコが見えたら、タモですくって取り込みます。

船べりにタコがつくと、離れないので、その時点でタコ&テンヤはロストです。

あと、あわせでタコが乗らなかったときは、すぐにテンヤを底におとして、また小突くようです。


タコは餌への執着が強いので、またすぐに乗ってる確率が高いそうです。


ここは、スミイカやフグと一緒ですね。


■釣り開始。


船長さんから、「では、はじめてください。根があるから気を付けて」とのアナウンス。


と、周りの人たちが、次々と根がかり。船中、ドンドン、テンヤをロストしていきます。

テンヤ1個900円。釣り開始早々、これってへこむな~。。


私は小心ものなので、タコを釣るより、テンヤをロストしないことだけを考えて釣りをします。。

こんなことで釣れるのかな・・。


と、テンヤに何か触れた感じがしたので、根がかりしないよう、テンヤをスッと軽く上げます。




が・・・、


なぜか重みが???


ゴミがテンヤに引っかかったのかな?


仕方ないので糸を巻きます。


と、水面に見えてきたのは・・・、


なんと、マダコです!

それも良い型!!!


隣の方に、タモですくっていただき、早々に目標のマダコ1匹ゲットです!
(隣の方、ありがとうございました!)


え?、一切あわせをしていないのに・・。


こんなので釣れるの??


タコって全然わからなかった・・。なにか不思議な感じです。


釣れたタコですが、逃げないよう、ネットに入れます。



そして・・・、


また同じような感じで、ゴミでなく、マダコを1匹追加。。


今回もあわせていません・・。


マダコ追加は嬉しいですが、全く釣っている気がしません。(^^;)


暫くして、テンヤのロストが多いので、場所を移動します。


今度は木更津方面です。



ここはあまり根がかりしないので、今度はしっかり底近くをせめて、マダコを、”あわせて釣る”ことを目標にします。


今日は晴天。陽が高く上がり、ポカポカ陽気に。

この陽気で小突く単調作業をし続けていると、必然的に眠気が・・。


眠気と闘いながら小突きづけていると、テンヤが何かに引っかかって動かなくなりました。

ただ、カツカツという感じではなかったので、もしかすると、根がかりではなく、これがマダコのあたりなのかもしれません!


10秒待って・・・。

一気にアッパーのようにあわせます!!


重い!!


重いですが、糸を巻くことができます。


ということは、根がかりではなくマダコ?



水面に見えてきたのは・・・、


予想通りのマダコです!


そして大きい!!!


船長にタモですくってもらい、大きなマダコをゲットしました。


釣れたのは2kg超のマダコ。



今回は、マダコを釣った!という感覚でとてもよかったです。(笑)


その後、船長は、木更津周辺や海ほたる周辺を移動しながら攻めます。


冬ダコは厳しいということもあり、基本沈黙ですが、ポツポツとマダコをゲットします。


ただ、ひたすら小突くので腕というか、指が疲れます。。(^^;)





■釣り終了


2時半くらいに、船長さんから終了の合図。


釣りを終了した場所は、海ほたる付近でした。



結局、10匹はいきませんでしたが、目標が1匹だったことを思うと、期待以上の釣果でした。


船長から、タコをネットに入れたまま水から出すように、という指示。


タコはいきなり締めると、身が固くなるので、水から出した状態で、時間をかけ、ぐたーっとさせたほうが良いそうです。


そして船長から、この時期、帰宅する時間くらいなら、氷で冷やす必要はないとのアドバイス。


タコを氷に直接つけるとタコの身が傷むそうです。


クーラーいらないじゃん。。(^^;)


船が船宿に近づいてきたので、タコを氷無しのクーラに入れます。


今日は大物が多く、クーラーがズッシリ重いです。。


一番小さいタコでも、1kg以上ありました。


夏だと、20~30匹釣れることもあるそうで、そうなると普通のクーラーに全て入らないそうです。


船は船宿に着きました。


クーラーの重みを感じながら、船宿を後にします。


無事家に到着し、今日の釣り終了。


疲れましたが、面白かったです!!





■調理&食事


船長から、釣れたタコは一旦すべて冷凍して、と言われましたが、折角なので、すでにお亡くなりになられているタコを食べることに。

先ずは、今日食べないタコを冷凍保存します。

タコは真水につけると鮮度が落ちるそうなので、内臓も取らず、洗わず、ヌメリがついたままビニール袋に入れ、そのまま冷凍庫に保存します。


今日食べるタコですが、近くのコンビニであら塩(220円くらい)を買い、そのあら塩でぬめりをとります。

大きなマダコのぬめりは半端ではありません!!


5分以上かけて、丁寧にぬめりをとり、下準備完了です。



疲れた~。


このぬめり取りですが、冷凍&解凍させたマダコだと、真水で洗うだけで、キレイにぬめりが取れるそうです。



次回以降はラクチンそうですね。


今日は、刺身、タコサラダ、アヒージョ、タコ飯を作ります。


タコ飯用。タコ飯のタコは生でないとい美味しくありません。



刺身。


タコサラダ。このあと、イタリアンドレッシングをかけました。



味ですが、これまで食べたタコのなかで一番うまいです!!


味が深いというか・・。

タコ飯を食べるとよくわかります。(超おすすめ!!)


東京湾の冬ダコが超高級食材であることがよくわかりました♪



正月用のタコもゲットでき、今日は本当に満足いく釣りができました。


また是非行きたいです!!


最終更新:2016-12-18 13:48:11





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