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【トラフグ】久里浜沖 東京湾の宝くじ釣り 2017/04

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この時期、東京湾で熱い釣りの一つ、トラフグ釣り。

昨年4月に東京湾でトラフグのポイントが発見され、トラフグハンターが殺到しているそうです。

ただ、ショウサイフグのように数は期待できず、ボウズ覚悟で、1匹釣れれば宝くじに当たるくらいスゴイらしいです。

まあ、宝くじは言い過ぎですが、大きい天然のトラフグだと一匹5万円くらいしますからね。


ネットで調べたところ、トラフグ乗合は、浦安では吉久さん、吉野屋さん、羽田ではえさ政さん、金沢八景では野毛屋さん、鴨居では一郎丸さんなどで行っているようです。

今回は、フグ釣りでいつもお世話になっている吉久さんで釣ることにします。

吉久さんのトラフグ釣りは事前予約制なので、電話で予約を入れます。


さて、トラフグ釣りの釣り方をネットで調べていると、東京湾のトラフグ釣りはまだ釣り方が確立されていないそうです。

まあ、去年始まったばかりだし・・。


ショウサイフグ、アカメ同様、底から誘って釣る釣り方があると思えば、底を取らずに、ひたすら中層を探る釣り方まで、まさに今も、各船宿でノウハウを蓄積しているところのようです。

ただ、カットウで釣るのは各船宿共通でした。

違うところは、カットウの重さで、東京湾でおなじみの10gではなく、多くの船宿は20g~25gを推奨しています。


あと、吉久さんでは、電動リールをお勧めしていましたので、かなりの深さを攻めるのかもしれません。


リールを巻くときに途中で疲れて巻く手を止めてしまうと、フグはバレることが多いので、大きなトラフグを釣りたいときには電動リールはかなり重要なアイテムかもしれません。



■釣りまでの準備


今回は、25gのカットウ仕掛けが必要なので、いつもの上州屋さんで、カットウ仕掛けを購入します。

上州屋さんで売っている25gのカットウ仕掛けは、外房用の引っ掛け針が2本付いたものしかありませんでした。

これはこれで購入しますが、折角なので、東京湾スタイルのカットウ仕掛けも試してみたい・・。

ということで、東京湾スタイルのカットウを自作するパーツを購入しました。

購入したパーツはこんな感じです。


カットウシンカーは、目立つものにしてみました♪

トラフグにアピールできるか実験です。(^^)


これが完成形です。



次ぎに用意したいのは電動リールです。

今年になってから、オニカサゴ用にフォースマスター2000を購入しましたが、60m~100mくらいを狙うアマダイ釣りでは、もうちょっと軽いほうがいいなと感じていました。

オニカサゴやクロムツのように200m~300mの深場を狙う釣りではフォースマスター2000くらいがいいと思いますが、手持ちで誘い続けるにはちょっと重いかな・・。


そこでこのトラフグ釣りを機に、電動リールを購入することにしました。

いろいろ悩みましたが、結局、シマノ最軽量のラインナップ、フォースマスター400DHに決めました。

フォースマスター2000の自重が685gのところ、フォースマスター400DHは390gです。


#こうしてどんどん道具が増えていく・・・。(^^;)


今回は、アマゾンで、あらかじめPE2号が200m巻かれているフォースマスター400DHを購入!

なんと翌日に到着しました。(驚)

フォースマスター400DH(Amazon)



■船宿到着


船宿には、6時00分頃に到着。

受付を済ませ、船に向かいます。

今日はいい天気です!



餌のエビは、船の上で船長さんから配られます。

そして、船長さんから、トラフグ釣りのレクチャーが。

まだまだ船宿の大事なノウハウだと思うので詳しくは書きませんが、吉久さんは指示された中層を狙う釣り方でした。

であれば、メーター表示のある電動リールは重宝しそうです。



■出航


さあ、いよいよ出航です。

トラフグのポイントは久里浜沖です。

ポイントまで、約1時間半くらいかかるようです。


■釣り場に到着


久里浜沖に到着しました。

さすが東京湾で今一番熱い釣りもの、多くの船がトラフグを狙っています。



昨日作ったカットウ仕掛けに餌をつけ、電動リールのケーブルを電源につけ、準備OKです。


今日がデビュー戦のフォースマスター400DH。期待しているからね!!



■釣り開始。


船長さんから、「どうぞ、はじめてください。」とのアナウンス。

指示のあった中層を狙って誘います。


ただ、さすが宝くじ釣りと呼ばれる、トラフグ釣り。

全然反応はありません。。


それに、トラフグが泳ぐ中層のみを狙うため、外道はいません。


今回の釣りは、トラフグが釣れなければ、完全ボウズというストイックな釣りなのです。

こちらの船中もそうですが、私が見る限り、まわりの船でもトラフグがあがっている様子はありません。


うーん、今日は特に活性が悪かったかな・・。(^^;)



しかし・・・、その時がやってきました。




誘いで、カットウ仕掛けを下に落としているフォール時に、


急に、”ふっ”、と仕掛けの重さを感じなくなりました。


タチウオをジグで釣る人はわかると思いますが、フォール中にタチウオが掛かって軽くなる感触に似ています。


仕掛けのフォール中にあわせてもカットウが掛からないと聞いていたので、いったんフォールを止め、そこで合わせます!


ガッ、という感触とともに、竿が大きくしなりました!!!


トラフグ?!


手巻きで何度か巻き、素早く電動リールを巻くスイッチをONにし、バレないように、テンションを保ちながら手に竿を持ちます。


竿がゴンゴンとしなる強い引きです!!

あと15m、あと10m・・・


と、8mのところで軽くなりました・・。


マジか・・・、バレマシタ・・・。(泣)


バレないように、電動リールを用意したのに・・。


手巻きにすればよかったかな??

まあ、あとの祭りです。(笑)


船長からは、大きかったですね・・、とのお言葉をいただきました。(^^;)


その後、気分転換も兼ね、外房の仕掛けに替えて、再度のアタリを期待しますが、アタリは全くありません・・。





■釣り終了


そして、船長さんから終了の合図。

外道も無し!

清々しいまでのボーズです。(^^;)


フォースマスター400DHのデビュー戦は、完全な黒星でした。

東京湾の宝くじ、そう簡単ではないですね。


でも、トラフグはゲットできませんでしたが、引きを楽しむことはできました。

ここは吉久さんのノウハウのお陰ですね。

ありがとうございます!


船宿に到着し、いつもであればフグを捌いてもらうのですが、今日は捌くフグが無いのでそのまま東西線浦安駅に向かいます。



そして、無事家に到着し、今日の釣り終了です。



■調理&食事


今日は外道の魚もないので、釣り人の楽しみである、釣った魚の料理はできません。

でも、美味しい魚が食べたい・・。


そこで、本来今日食べるはずであった、トラフグを家族で食べに行くことにしました。(^^;)


そんなに高級なお店には行けないので、リーゾナブルで美味しいと評判の玄品に向かいます。

玄品は子供がいても大丈夫なところがとても良いですね。


ちなみに、玄品のトラフグは、養殖なので、そもそも無毒の可能性があると言われています。
(本当かどうかは知りません。)

玄品では、醍醐というコースを頼みました。


てっさです。(大皿で食べたかった・・。)


唐揚げです。(唐揚げの王様!腹いっぱい食べたかった・・。)


白子です。(・・・。ウマすぎる!!!!)



やはりトラフグは絶品ですね。

ヒレ酒もてっちりも堪能させていただきました。(^^)


トラフグのシーズンはもうそろそろ終わりのようなので、リベンジは来年かな・・・。



最終更新:2017-04-24 18:36:10





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