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夏に行ったタチウオ釣り。インターネットに、秋になってタチウオの型がよくなってきたとの情報があったので、東京木場の吉野屋さんで予約しました。
釣り方は、毎度のメタルジグでのルアー釣りです。
■釣りまでの準備
当日持って行った道具はこんな感じです。
①クーラー
ソフトタイプのクーラーなので、出発時は軽々でラクチンです。
②タチウオ用のルアー(メタルジグ)
夏に、タチウオに切られて2個ロストしたので、念のための125gのジグ2個、150gのジグを2個、合計4個買いそろえました。
③フック(メタルジグにつける針)
フックは2種類あり、メタルジグの尻尾のほうにつけるのがトリプルフックで、口のほうにつけるのがアシストフックです。
ロストを考え、それなりに予備を持っていきます。
④スプリットリングと取付用の工具
スプリットリングは、メタルジグとフックつなげるリング状の金具です。
このリングを開いてメタルジグとフックを取り付けるのですが、リングが固く、手で開くのはまず無理です。
そのため、専用の取付工具が必要となります。
⑤タチウオ挟み
タチウオの歯はとても鋭く、釣りあげて暴れたタチウオにかまれると大変なことに。
鋭く長い歯が、深くまで食い込み大量の血を見ることにも。。
そうならないように、安全に取り込むためのタチウオ挟みは必須です。
⑥ショックリーダー&バイトリーダー
今回、リールに巻いた釣り糸は、PEラインと呼ばれる釣り糸で、強く耐久性が高いのですが、伸縮性が低く、魚がヒットしたときの瞬発的な強い衝撃で糸が切れてしまう可能性があります。
そのため、PEラインの先に、魚のヒット時の衝撃を吸収できる伸縮性の高いナイロンの釣り糸を1メートルから1.5メートルほどつけます。これをショックリーダーと呼びます。
またタチウオについては、鋭い歯で釣り糸を噛み切ってしまうため、ショックリーダーの先に、さらにバイトリーダーと呼ばれる、太いナイロンの釣り糸を30cm程度つけます。
私は、次のような釣り糸を使っています。
・ショックリーダー:フロロカーボン20lb
・バイトリーダー:フロロカーボン70lb
左ショックリーダー、右バイトリーダー
⑦ハサミ
釣り糸を切るだけなので、安物のハサミです。
⑧タオル2枚
汗や汚れを拭く用に2枚を用意。
⑨船上での飲食
セブンイレブンで、ペットボトルのお茶と鮭オニギリを購入。
⑩臭いケア
今回も電車釣行。そのため、帰りの電車で迷惑にならないよう、携帯用のリセッシュを用意。
(参考)タチウオのジギングはこんな釣りです。
⇒タチウオジギングの仕掛け・釣り方
■釣り宿到着
釣り宿には6時20分に到着。
受付で料金を払い、貸しライフジャケット(無料)を着て船着き場へ向かいます。
クーラーに氷を入れてもらい、いよいよ乗船ですが、もうすでに多くの人が座席に座っています。
なんとか船の中ほどにスペースがあったので、そこをポジショニング。
■出航
この日は観音崎に向けて出航。
都心から観音崎に向けて東京湾を進んでいきます。
途中、自衛隊のヘリが頭上を通ります。東京湾では、自衛隊の艦船や潜水艦も見ることができるので、好きな人にとってはとても面白い場所なのだと思います。
観音崎が近づいてくると、向こうに多くの船が見えます。
これ、全部、タチウオ釣りの船だそうです。
この数の船で釣られて、よくこの海域からタチウオがいなくならないなと感心します。。
■釣り場に到着
いよいよ、現場に到着。
いよいよ、釣り開始です!
■釣り開始。
船長さんから、「水深70メートル。海底から20メートルくらいまで狙ってください。」とのアナウンス。
先ずは第1投目。
こまめに竿を上下にしゃくり(揺らし)ながらリールを巻く、ジャガジャガ巻きで攻めます。第1投目反応なし。
3つ隣の人がいきなりヒット!
この時期だからか、いい型のタチウオです。やはり夏のタチウオとは大きさが違います。
第2投目、いきなり重くなるグッと沈む引き。こちらにもヒットです!!
一気にリールを巻き上げます。
夏のタチウオと違い、重い重い。。(^^;)
なんとか無事取り込み、タチウオゲットです。
今回、活性はそんなに高いという感じではなかったですが、それでもポツポツヒット。
途中2回、メタルジグをフォール中に、スッと軽くなる感触。
タチウオに釣り糸を切られ、メタルジグを2つロストしてしまいました。
2回とも、バイトリーダーが切られたのではなく、PEラインが切られていました。
PEラインが白いとタチウオが噛みつくという情報もあるようなので、今回のロストはそれが原因かもしれません。
この釣りは奥が深いです。(^^;)
結局タチウオ6匹の釣果でした。
今日ですが、周りの船を見ると、メタルジグよりエサでタチウオを釣られている方が多かったように思います。
14時半くらいに船長さんから終了の合図。木場までは高速走行なので、待合室でゆっくり休憩です。
船を下り、ライフジャケットと貸竿を返却し、クーラーに氷を入れてもらい、本日の釣りは終了。
携帯用リセッシュで気になる?服の臭いを消し、最寄りの木場駅に向かいます。
そして、臭い気にならずに家に到着。(ホッ)
さあ、いよいよ調理。
夏のタチウオと違い、真子と肝がしっかり入っていたので、4匹で刺身と鍋にすることに。
残り2匹は冷凍にし、後日焼き魚にします。
タチウオの刺身は釣り人の特権ですね。
むちゃくちゃ美味しいです。
鍋は、タチウオのしゃぶしゃぶにしましたが。これも旨い!
日本酒によく合います。(^^)
あと驚いたのが肝。濃厚さでは、カワハギの上を行くと思います。
*残念ながら、料理したタチウオの写真を撮るのを忘れてしまい、画像はありません。。