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最近なかなか釣りに行けなかったのですが、サバの季節もそろそろ終わりなので、トロサバ釣りに行ってきました。
釣りは、東京木場の吉野屋さん。前日に電話で予約しました。(貸し竿も一緒にお願いしました。)
釣り方は、撒餌をカゴに入れてエサで釣る、東京湾でおなじみのビシ釣りとのこと。
■釣りまでの準備
当日は竿もビシカゴも貸してくれるので、釣りに持っていったものはこんな感じです。
①クーラー
今回はソフトタイプのクーラーを持って行ったので、行きは折りたたんでリュックに入れていきました。
②針
針は3袋(1袋2針)。
もっとも、船宿にも1袋300円で売っていました。
③ハサミ
釣り糸を切るだけなので、安物のハサミを準備。
④タオル2枚
釣ったサバを取り込む時に掴む用と、汗を拭く用の2枚。
⑤船上での飲食
セブンイレブンで、ペットボトルのお茶を購入。
ということで、リュックに余裕でおさまりました。
■釣り宿到着
予約の電話で、14時半出航のため、14時まで来てくださいと言われていましたが、いい場所をとろうと13時40分過ぎには到着。それでも結構人がいました。
サバの横走りと言われるくらい、釣れたサバは広い範囲で泳ぎまわります。
そのため、隣の人の仕掛けとおまつりすることが多く場所取りは重要となります。
受付で貸し竿を含めた料金を払い、貸しライフジャケット(無料)を着て船着き場へ向かいます。
途中クーラーに氷を入れてもらい、いよいよ乗船ですが、既に5人の釣り人が乗船待ちしていました。最後方はすぐに埋まってしまったので、船の最先端にポジショニング。
■出航
この日はアクアラインの風の塔に向けて、出航しました。
都心の真ん中を船で進んでいきます。
現場に着くまで30分ほどですが、この日は待合室に入らず、ずっと船上に。
いよいよ、風の塔が見えてきました。
■釣り場に到着
船長さんから、水深と狙う深さのアナウンスがあり、いよいよ釣り開始です。
まず仕掛けですが、撒餌を入れるカゴ(ビシカゴ)に3本針をつけるだけというシンプルな仕掛け。
次に餌の赤タン(イカの切り身に赤い色をつけたもの)を針につけるのですが、イソメや生餌をつけるのはちょっと・・・、という方にはとても良いエサだと思います。
そして、カゴに撒餌を8割くらいつめて準備完了です。
■釣り開始
船長さんから、水深25メートル、棚(狙う深さ)10メートルと言われたので、10メートル程の深さまでカゴを沈めます。
だいたい、海に入れてから8秒くらいがめどになります。
10メートルまでしずめたら、ギュッ、ギュッと竿を2~3回大きく上げ下げし、撒餌がよく散らばるようにします。
その撒餌に引き寄せられたサバを、赤タンがついた針で釣りあげるという感じです。
第1投目、残念ながらヒットなし。。
カゴの撒餌もありません。
第2投目、来ました!グッと沈む強い引き。サバです!!
横走りで隣の方の仕掛けとおまつりしないよう、一気にリールを巻き上げます。
カゴが海面に顔を出したらリールの巻き上げをやめ、竿を横に置き、そこからは釣り糸を直接手で手繰り寄せます。
サバは直ぐに身が傷むので、釣れたらすぐに締めます。
今回は、釣れたサバ全てサバ折りにしました。
バケツの中でサバのエラに手を入れ。頭を後ろ側に強く倒し、首骨を折るようにします。そうすると血が出てくるので、1~2分そのままバケツに入れておきます。
血抜きができたら氷の入ったクーラーに入れて完了です。
途中棚が5メートルになったりしましたが、ずっと同じ場所で釣り続け、結局12匹の釣果でした。
中には、ルアーでシーバスやアジを釣られている方もいらっしゃいました。
17時30分に、船長さんから終了の合図。
木場までは高速走行なので、通常は待合室でゆっくり休憩ですが、今回は先頭にいたので高速走行中も海水がかからないので船上に。
途中、東京ゲートブリッジの下を通ります。海上から見る東京ゲートブリッジはいつ見ても壮観です。
船を下り、ライフジャケットと貸竿を返却し、クーラーに氷を入れてもらい、本日のトロサバ釣りは終了です。
家に帰り、先ずは釣り人の特権、サバの刺身をつくりました。
これは感動的にうまい!
ほかのサバはフライ、焼きサバにし、残ったサバは頭とエラをとって冷凍庫へ。
冷凍したサバは後日焼きサバにします。
焼きサバだと解凍せずにそのまま焼けばよいので脂が乗った状態で美味しくいただけます。
サバ釣りは簡単な釣りなので初心者でも十分楽しめます。
実際、当日初心者の方もいらっしゃいましたが、かなり数を釣られていたようです。
実はこの時期のトロサバは、魚屋さんで買うとなんと1匹4000円もするそうです!
来年も是非サバ釣りに行ってみたいと思います。(^^)